2018年7月19日木曜日

第7回揖斐川カップを終えて

去る7月14日(土)~15日(日)に岐阜県揖斐川町にある、「揖斐川特設カヌー競技場」において、第7回揖斐川カップが行われた。
連日の猛暑で大会当日の揖斐川町は38.8℃を記録し、日本で一番暑い町としてニュースを賑わせていた。そんな中で、100名を超える選手・役員・観客がカヌースラローム・ワイルドウォーターの大会に参加した。
揖斐川カップを始めて、過去最高の参加者数を記録した。
その中でも、ジュニア層の参加者が多く、今後のカヌー界への希望を感じる大会でもあった。


以下、岐阜県カヌー協会 理事長 加藤彰則の講評です。

大会に参加されました役員選手の皆さん、日本一暑い揖斐川での大会は楽しめましたでしょうか?
何事もなく終えることができたことに、皆さんのカヌー競技に対する思いを感じることが出来ました。
揖斐川カップは毎年、審判員資格取得者を対象にそのスキルの向上と競技規則の理解を実際の競技を通じて理解を深めてもらうことを目的に実施しています。
今年は、予選、決勝方式にルール変更がされる中、役員の省人化とジャッジから集計、掲示、競技運営全体の流れを理解してもらうことに重点をおき実施しました。
また、昨年の不具合事例から審判員の配置と役割表に記されています、手順通りに職務を遂行してもらうことの大切さを事前講習でも、現場でも説明し、確認出来ました。
ビデオジャッジもなくゲートジャッジの判定が良くも悪くも最終判定となってしまうため、選手の皆さんから2~3の調査依頼がありましたが、現場の判断に任せるしか無い状況です。
しかしながら、そのことは、審判員の緊張感ある正しいジャッジにもつながり良い経験が出来たと思います。(ミーティングを通じて、本人に伝えることで)
選手の皆さんもこのような機会に、ルールを良く知るためにもあいまいなところは審判員に聞いてお互いに、正しく理解することも大切だと思います。
審判員と選手で、ルールと運営の流れを良く理解し緊張感のある素晴らしい大会にしてほしいと思います。

発艇2名、区間5名、補助員5名、ゲートジャッジ8名、決勝2名、集計5名
今回、無線も最低9台で全体をカバーできました。
役員の皆さんからもいろんな発言があり、各セクションで役員間のコミュニケーションも良くとれていて良い大会になりました。
大会前に、トランスミッションジャッジを中心に打ち合わせをしていただき、放送等の連絡もない中スムースに運営できたのも役員、選手の皆さんの意識の高さだと思います。
選手の皆さんには、ゲート設営から、競技終了後、撤収まで参加者全員で手伝っていただきスムースに大会を運営、終了することが出来ました。
設営、撤収もやり方が決まっており一部やりにくい部分もあったかと思いますが、来年は更に良い大会になるよう改善します。
その変化を感じる為には役員も選手も継続して大会に参加することが大切です。
皆さんの貴重な意見を聞きながら皆さんと揖斐川発、日本標準を作っていきたいと思います。
次回も皆さんの参加をお待ちしております。
                      岐阜県カヌー協会 理事長 加藤彰則



リザルトを掲載します。

男子C-1総合



女子C-1総合

女子K-1ジュニア

女子K-1総合




男子K-1ジュニア

男子K-1大学生


男子K-1一般

男子K-1シニア

男子K-1総合
C-2Mix

最後に、9月16日(日)に岐阜県発、全国ジュニアカヌースラローム大会を開催します。18歳以下の選手しか参加できません。
本当の日本ジュニアナンバーワンを決めたいと思います。
カテゴリーは高校生の部、中学生の部、小学生の部で分かれます。
各年代別の最速スラローマーを決定します。
計測はセイコーさんにお願いします。もちろんビデオジャッジも行います。
審判員は岐阜県在籍のJ・A級審判員で構成し、より正確なジャッジを行えるように講習会も行っていきます。
全国にいるジュニアカヌースラローマーのみなさん!同年代の仲間たちと競い合ってみませんか?
ジュニアの皆さんは9月に揖斐川町に集まろう!!

要項は来週このホームページでアップします。
宜しくお願い致します。



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