2015年10月28日水曜日

第70回国民体育大会 紀の国わかやま国体を振り返って

今回、和歌山国体には選手・監督だけではなく、競技役員としても多くの岐阜県カヌー協会のメンバーが参加した。
それぞれが役割をしっかりとこなし、大成功に終わった和歌山国体を支えられたことは、とても喜ばしいことだと思う。
今後も選手だけではなく、競技役員、審判の育成にも力を入れていきたい。


以下、カヌー競技の監督の感想です。

カヌースプリント少年男子監督  加藤章二

 大会自体は、会場はきれいに整備されていて、コースのコンディションも良かったので、良い大会だったと思います。
  結果については、満足できる結果は出せませんでしたし、全国との実力の差を痛感させられました。強豪校はどのような練習をしているのか、選手のモチベーションはどうなのかということも気になります。
 来年の岩手国体に向けては、可能であれば強化合宿などを多く組み、他県の選手から刺激を受けながら、実力を着けていってほしいと思います。
 戦績
 カヌースプリント 少年男子カヤックシングル
 菊川テツオ  500m  準決勝敗退
        200m  準決勝敗退

 


カヌースラローム・ワイルドウォーター成年 監督  高見 文博

2015紀の国わかやま国体終了からおよそ一ヵ月。
競技役員としての参加は数回ありますが、今回、監督という立場で初めての国体に参加しました。
■戦評
カヌースラローム・ワイルドウォーター大会への参加選手は、渡辺正浩(ワイルドウォーター)、加藤哲平、海渕萌(スラローム)3名。
日程は下記の4日間
1日目 ワイルドウォーター 1,500m
2日目 スラローム 25ゲート
3日目 スラローム 15ゲート
4日目 ワイルドウォーター スプリント
◆ワイルドウォータ競技
初日は試合開始頃から雨が降り出し、気温も上昇せず生憎のコンディションとなった。
大会前から練習時間の少なさが懸念されていた渡辺選手であるが、前日の公式練習で幾度となくコースを漕ぎ、勝つための戦術を今の状況から導き出し、二位に4秒の差をつけ、なんと大会8連覇を達成。
最終日のスプリントでは、一本目終了時点で38秒台を三人がマークし三番手に着け、二本目はさらにタイムを縮めたが0.5秒差で三位となった。
◆スラローム競技
初日終了後、台風による豪雨予想があり、ダムからの放水が行われるとの情報もあったが、幸い天候の悪化は避けられ、水位の変化もなく良好なコンディションの中で競技が行われた。
海渕選手は、25ゲート、15ゲートともにコースのイメージは完全につかんでおり、完璧なライン取りに見えたが両種目とも地元選手に敗れ二位となった。15ゲートにおいては、0.28秒の僅差での惜敗であった。
加藤選手は、両種目ともゲートギリギリを通過していく攻めのパドリングに徹し、15ゲートでは六位入賞を果たした。25ゲートは、惜しくも入賞を逃した。

今年も、揖斐川町カヌー協会から十数名の審判団の派遣が行われました。
この日に備え、直近に行われたジャパンカップで実戦経験し準備は万端です。
協会皆さんの更なる審判技術の向上を求めていく姿勢には本当に頭が下がる思いです。
各種目毎に(毎日)、表彰式が行われましたが、入賞者の県旗持ちとして4日間通して帯同で来たことは、監督冥利に尽きます。これも選手の努力があればこそ。関係者の協力があってこそ。
そして無事に大会が終了できたこと。
選手の皆さん、審判団の皆さん本当にお疲れ様でした。

国内競技も最終戦を終え、来シーズンへ向けて各選手の目標も定まりつつあると思います。
2016希望郷いわて国体に向けて頑張っていきましょう。
スラ・ワイは七色ダム直下のコースで行われた。
 
1,500m8連覇。渡辺正浩選手

15ゲートで6位入賞を果たした加藤哲平選手
 
25、15ゲート共に2位になった海渕萌選手










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