2017年7月19日水曜日

スラ・ワイ審判員研修事業 第6回揖斐川カップ結果



7月15日(土)〜16日(日)に岐阜県揖斐川町、揖斐川特設カヌー競技場において第6回揖斐川カップが開催された。
選手、審判、観客合わせ延べ70人近い人が揖斐川に集まった。
大会は土曜日にワイルドウォーター、日曜日にスラローム競技を行った。
結果は以下の通りです。









入賞者の写真はこちらです。

男子K-1 大学生の部

 男子K-1 一般の部

 男子K-1 マスターズの部

 男子K-1 ジュニアの部

 女子K-1 一般の部

 女子K-1 大学生の部

 男子C-1

 C-2

 女子C-1

また、この大会は審判員育成強化事業として、岐阜県カヌー協会に所属する国際審判員による審判員の講習会を開いている。
午前中に座学を行い、午後から実際のレースのジャッジをする。
この試みは、すでに3年目になる。ジャパンカップ岐阜大会のジャッジの質を上げるための講習会です。

以下、講師を務めた岐阜県カヌー協会理事長の感想です。


JPC事前講習(揖斐川カップ)を終えて

事前講習に参加された審判員、選手の皆さんお疲れ様でした。
今回の講習会は、今年度ルール改正が行われ、質の高いカヌー競技(大会)を目指しルールに則
って、公平に、より正確に、精度の高いジャッジをする為に、より良いジャッジ技術の習得を狙
いとして行なわれました。
講習受講者は今年度審判資格を取得した審判員、これから審判資格を取る予定の人、そして審判資格を取得してすでに何回か大会を経験されている審判員と受講を希望された選手3名を加え総勢23名。
揖斐川艇庫で受付を済ませた後、揖斐川町地域交流センター『はなもも』に場所を移して行いました。
講習内容は、審判員の役割、ジャッジに使用する帳票類と運用の仕方、主なルール改正点の説明
NHK杯、福井国体参加審判員の経験とJPCでの問題点をふまえ、特にゲート審判員と補助員の声だし確認、ジャッジのWチェックについて講義しました。
モニターを見ながらの講習会では疑問点を全員に問いかけながら行い。漕航図を使ってハーフヘッドタッチ、逆漕について講義し、受講者からも疑問点について活発に質問が出され有意義な講習会となりました。

午後の試合では、各区間で声だし、ジャッジの照合を確認して、実際に行ってもらいました。
ジャッジペーパーをランナーに渡す際、補助員が自分の記録と審判員の判定を再度確認してから渡している区間もありました。基本は次の選手に備える為、短時間に確認することが重要で、審判員と補助員が声だし復唱することで良いと思われます。
しかしながら、補助員のこの行動から、今回の講習会を通して“確認”ということに対する意識づけが出来たと思います。
より正確に、精度の高いジャッジをする為には短時間にジャッジすることが必要で、ゲート審判員
と補助員との連携は大変重要です。まだまだ習得すべきことはたくさんあります。
岐阜県カヌー協会では、今後も審判員の役割に書かれている内容に沿って忠実にジャッジを行えるよう、繰り返し講習会を開きながら、役員、選手が一緒になって日本一の大会運営をめざし大会を開催していきたいと思います。
役員、選手の皆さん自身のスキルアップをめざし、次回開催の講習会(揖斐川カップ)にも是非参加して下さい。

岐阜県カヌー協会 加藤彰則





2017年7月18日火曜日

第38回東海ブロック大会スプリント競技

7月15日(土)~16日(日)に愛知県三好池カヌー競技場において標記の大会が行われた。
結果は以下の通りです。






今大会で、少年少女選手が全滅という過去にない成績の中、成年男子カヤックシングルの木村翔也選手が2位に入り、国体出場を決めた。
前半のビハインドを後半の粘りで挽回し、見事な逆転劇をみせた。
木村選手は八百津高校から大正大学に進学し、メキメキと実力をつけていた。
岐阜県としては、生え抜きの成年選手が国体出場を決めたのは初めての事だ。
これも、岐阜県唯一のカヌー部がある、八百津高校での選手育成が実を結んだ結果である。顧問、指導者の人たちの努力があっての事だと思う。
先輩を見習い、八百津高校の後輩たちの奮起にも期待したい。