2018年10月12日金曜日

第73回国民体育大会福井しあわせ元気国体 カヌー競技

第73回 国民体育大会

福井しあわせ元気国体


今年は、福井県大野市での開催となった。
コースは上流に九頭竜湖、九頭竜ダム、その下流にある鷲ダムから放流される九頭竜川にて特設コースとして設置され、大会期間中は定量放流が行われた。

     
 
九頭竜ダム
鷲ダム
競技会前週の台風24号襲来により、整備されたコースが大きな影響を受け、実行委員会、競技役員の懸命な対応により復旧したが、公式練習の予定日が一日短縮された。

更に、二週続けての台風(25号)が襲来するとの予報から、今度は競技日程を繰り上げ二日間に短縮するという大幅なスケジュールの変更となり開会を迎える事となった。

会場全景
放流前コース
今年はどんなパフォーマンスが?
直前の改修作業
大会初日は天候の問題も無く競技が行われ、岐阜県チームは
スラローム(15ゲート)
K-1   田中 雄己 4位
C-1   加藤 哲平 2位
ワイルドウォーター
1,500m 渡辺 正浩 2位
という成績で好スタートを切ることが出来た。

特筆すべきは、ワイルドウォーター競技で、1位とのタイム差が「0秒29」との僅差であったことから非常に悔しい結果とはなったが、翌日のスプリントに期待が持てる記録となった。

K-1 田中 雄己選手
C-1 加藤 哲平選手

二日目は、徐々に台風の接近に伴う影響が出始めた。
特にスラローム競技におけるゲートの(風による)揺れが、結果に大きく影響を及ぼした。
この様な悪コンディションの中、岐阜県チームは確実に成績を残す事が出来た。
スラローム(25ゲート)
K-1    田中 雄己 5位
C-1    加藤 哲平 3位
ワイルドウォーター
スプリント 渡辺 正浩 1位
という連日の好成績を残すことが出来た。

ワイルドウォーター 渡辺 正浩選手

 渡辺選手については、優勝は2015年和歌山国体(1,500m)以来であり、スプリントについては、2012年(岐阜国体)以来の復活優勝となった。


結果を振り返るとすればK1種目については、若手の台頭が著しいと感じた。総じて粗削りなところもあるが、それは誰もがトップになれるチャンスを秘めている事につながる。
今後、選手が切磋琢磨し、更なる飛躍を期待したい。

C-1、ワイルドウォーターについては、ベテランの活躍が見られた。
一本目のレース内容から、二本目には確実に修正し成績を残す分析・判断力と適応力は経験が成せる技・業である。このテクニックだけではない技を若手に伝えていってもらいたい。
このデータ解析には、GSSCGifu Sports Science Center)による強力なサポートがあった。レース直後に選手は自分のレースを客観的に分析する事ができ、二本目のレースに明確な目的をもって望めた事が結果につながった。
今年も、岐阜県からは日本カヌー連盟、岐阜県カヌー協会、揖斐川町カヌー協会からの派遣として数多くの役員・審判団が参加した。
選手からも、「まるで揖斐川で試合をしているようだ」との声も聞かれ、少なからずメンタルな部分での好影響があったに違いない。
岐阜県審判団

ジャッジする真剣な眼差し

本国体も選手、岐阜県カヌー協会、関係者が「チーム岐阜」 として団結し素晴らしい結果を残す事が出来た。来年の茨城国体に向けて、選手、サポートそれぞれが更なるレベルアップをして望むことを期待します。
悪天候、タイトなスケジュールにおいて、スムーズな競技運営をして頂いた福井県の皆様、本大会に関係する諸団体の皆様に感謝いたします。



チーム岐阜

カヌー(スラローム・ワイルドウォーター)競技
監督 高見 文博





余談
ちなみに、競技終了翌日の筋肉痛の原因として携帯電話の万歩計を調べたら
公式練習日 11,187
大会初日  20,683
大会二日目 17,768
でした。

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