2016年8月4日木曜日

平成28年度全国少年少女カヌー大会

先月の7月23日(土)〜24日(日)に全国少年少女カヌー大会が山梨県の精進湖で開催されました。
毎年、岐阜県からも県内の小学生が参加しています。
 今年度から、県内のカヌーの認知、普及を目指し、新たな事業を岐阜県カヌー協会で行いました。カヌー教室を県内各地で行い、その中から全国大会に出場する子をピックアップし、大会に参加します。
今年はその初めての選手が山梨県に行って来ました。ここから、新たにカヌースポーツに関心を持つ子が増える事を期待します。


全国少年少女カヌー大会に参加して


 全国少年少女カヌー大会に参加された選手そして応援に駆け付けていただいた両親、家族の皆さん、お疲れ様でした。
 子供達も普段の生活では味わうことのない緊張感と他の地域の子供達との交流で貴重な体験ができたと思います。
 そして、我が子の漕ぎに胸を熱くされたのではないでしょうか?
私も、いつもの事ですが、漕ぎ終わって涙する子供に胸がいっぱいになり語りかける言葉が見つかりませんでした。
 大会への出場を決め練習を重ね着実にタイムも技術も向上しました。自分の努力が結果となって表れていました。そのことを本人が一番実感できたのではないでしょうか。
 試合では負けてしまいましたが確実に自己の記録を更新できたことは将来に希望が持てるということ。
 解散の挨拶でも言いましたが、勝ち負けだけではなく、自分の良い点、悪い点を冷静に見ることが大切です。
 その事を選手自身が出来ると良いのですが、小学生はとかく勝ち負けが先になります。(そのことが分かるのはもう少し先の話かもしれません)
 それを言ってやれるのが親御さんであり、私たちコーチだと思います。
 重要なのは、良い点を伸ばし、悪い点を知って努力すること。将来その事が自分の財産になると思います。
 カヌースポーツを通して親子で話し合って努力するそんな生活も良いのではないでしょうか。
 そして人は会った人の数だけ成長できると思っていますので、子供たちの世界がカヌーを通して大きく広がってくれることを願っております。

                  岐阜県カヌー協会 理事長 加藤彰則



















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